福井のサッカーの中心に　三国にグラウンドを新設（7月12日）

福井県サッカー協会が主体となって実施する福井県フットボールセンター整備事業の計画決定に伴い、市役所で記者会見が行われました。三国町の芝政に天然芝のグラウンド3面を新設する計画で、今年度の3月に着工予定、平成25年9月からの本格稼働を目指します。これにより大会や合宿などの誘致を始め、観光などの地域活性化にも期待されます。
この事業は日本サッカー協会が進めている都道府県のフットボールセンター整備事業の一環。いくつかの候補地の中でも、水はけがいい、芝政という芝の管理に長けた企業が近くにある、観光地や宿泊地が隣接しているなどの好条件が決め手になりました。
福井には芝のグラウンドが少なく、全国規模の大会が開催しにくい環境となっていました。今回の整備でその問題を解決するとともに、平成30年に当市で行われる福井国体サッカー競技の会場としても利用を予定しています。
県サッカー協会の金井兼会長は会見で、「このグラウンドで練習して、日本一になるような選手やチームが育ってほしい。また、坂井市ひいては福井県が活性化する拠点になってくれると確信している」と熱意を語りました。

記者会見で事業計画を説明する金井兼福井県サッカー協会会長（中）

場所情報