非常災害時等における児童館の対応について

非常災害時等における児童館の対応について

非常災害（避難情報の発令、台風等による風水害や地震等の発生）により、市内児童館における臨時閉所等のガイドラインを策定しました。

人的・物的被害が生じる恐れが高まった場合に、児童と児童厚生員の生命と安全を守るための措置となりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

臨時閉館等の判断および避難行動における留意点

• 非常災害の恐れがある場合に、市内児童館における臨時閉館等の判断を行います。また、施設として個別の事情を考慮して個別の対応が必要と考えられる場合には、現に危険が迫っている場合を除き、臨時閉館等の対応を協議します。
• 開館中も気象情報や避難情報を随時収集し、市内児童館の所在地域に警戒レベル3（避難準備・高齢者等避難開始）以上や警報が発令された場合は、施設内の安全な場所または市内児童館が災害マニュアル等において定めている避難所へ避難するとともに、保護者への連絡および速やかな引き渡しの協力を要請します。
• 保護者への引き渡しまで、児童を安全に預かることができる体制を確保します。

臨時閉館の判断の目安

次のいずれかに当てはまる場合、または今後当てはまる可能性が高いと判断した場合に、臨時閉館を行うことを基本とします。

臨時閉館

気象警報等の発令により、市内に災害発生または災害発生の可能性が極めて高い場合

状況（事象）	児童館の対応
	児童の利用前 「午後1時時点で発令中・発生」の場合	当日 児童の利用中に発令・発生の場合
気象庁から本市に警報が発令された場合 （大雨・大雪・暴風・暴風雪）	臨時閉館	状況に応じ、避難所または施設内の安全な場所に避難（避難所に避難する場合には、玄関等に避難先を掲示する） 自由来館受付簿等で保護者への状況の連絡に努める 保護者に安全を確保しつつ、お迎えを依頼する 児童退館後、臨時閉館
警戒レベル3以上の避難情報が発令された場合 （高齢者等避難、避難指示、緊急安全確保）
河川氾濫・土砂災害など、児童が利用することに危険がある場合
大雪等による道路事情の悪化等により、児童厚生員が確保できない、または児童の利用が困難な状況が長時間に及ぶ場合
震度5強以上の地震が発生した場合	臨時閉館 （余震による被害拡大の恐れがあるため） 安全が確認された翌日から開館（開館に関する情報はホームページ等で周知）	状況に応じ、避難所または施設内の安全な場所に避難（避難所に避難する場合には、玄関等に避難先を掲示する） 自由来館受付簿等で保護者への状況の連絡に努める 施設や周辺の被害状況を確認し、安全な児童の利用が困難と判断される場合には、保護者にお迎えを依頼する 児童退館後、臨時閉館

上記基準にかかわらず、総合的な判断により臨時閉館とすることがあります。

利用再開について

• 台風等が通過した後の児童の利用再開においては、職員の安全、施設の被害状況や周辺状況を確認し、安全な利用ができる環境を確保した上で、受け入れを開始します。
• 停電等による断水や浸水、施設の損壊等により、児童を安全に利用させることが困難である場合、臨時閉館とします。

事前の施設及び保護者へ周知・情報提供について

• 臨時閉館等に備え、児童館は緊急時の避難所や避難経路、児童のお迎え方法等を定めておき、本基準とともに予め保護者へ周知を図るものとし、児童館だより等で保護者へ周知します。
• 災害時における臨時閉館等の決定については、市ホームページ等で保護者へ連絡します。また、臨時閉館の際には、施設の入口に臨時閉館する旨と緊急連絡先を示した張り紙等を掲示します。
• 児童館は、緊急事態に対して責任者等が施設等に駆け付けられる体制を確保します。
• 非常災害発生時の対応については、市から本基準に基づく判断のほか必要な災害対応情報等を、市ホームページやメールにて各児童館へ連絡します。

【参考】市が発令する避難情報

避難情報	状況	住民がとるべき行動	市から避難情報
警戒レベル5	災害発生または切迫	命の危険、直ちに安全確保！	緊急安全確保
～～～～～～～～～～～～～～<警戒レベル4までに必ず避難！>～～～～～～～～～～～
警戒レベル4	災害のおそれ高い	危険な場所から全員避難	避難指示
警戒レベル3	災害のおそれあり	危険な場所から高齢者等は避難	高齢者等避難

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