災害の無い1年に　消防出初式で一致団結（1月11日）

平成26年嶺北消防組合出初式が、トリムパークかなづ(あわら市)で行われました。消防署や消防団、婦人防火クラブから1,136人が参加。永年勤続者や功労者など303人を表彰しました。屋外では、分列行進や越前三国鳶（とび）の演技、一斉放水を披露。あいにくの雪模様の中、参加者らはきびきびとした動きで、今年1年の防火・防災に向け士気を高めました。
分列行進では音楽隊を先頭に、消防職員、消防団員、女性消防団員、婦人防火クラブ員、54台の消防車両が行進しました。三国鳶隊は選りすぐりの5隊73人が演技を披露。隊員が固定した6メートルのはしごの上で、「肝試し」「火の見その2」「片膝留　裏」の3種類の技を繰り広げました。一斉放水は嶺北消防団の偶数分団計18団が実施。慣れた手つきで放水の準備を完了すると、上空に向かって赤、青、黄など5色の水が放水されました。
坂井消防団の松本富男（まつもと　とみお）団長は、「地域の消防団として住民から信頼され、安全・安心を届けられる活動をしていきたい。一番の願いは、災害のない良い年になること」と今年の抱負と願いを話していました。

力強い太鼓の演奏で分列行進スタート