らしさ、かがやく。坂井市

ホーム > 市政情報 > 市の計画・取り組み > 行財政改革 > 公共施設マネジメントの推進 > 公共施設のあり方について市民とともに考える

ここから本文です。

更新日:2021年4月2日

公共施設のあり方について市民とともに考える

【施設を通した行政サービスの現状と分析】
合併前に旧4町で所有していた公共施設は、そのまま坂井市へと引き継がれ、現在、学校や公民館、スポーツ施設など約300施設を保有しています。これらの中には同じような目的の施設が複数存在しており、毎年経常的に要する維持費用や近年は老朽化による修繕費用が財政を圧迫しています。厳しい財政状況の中で、施設の抜本的な見直しが必要となっています。
そこで坂井市では、厳しい財政状況の長期化が確実視される中、今後の公共施設の管理・運営の一層の効率化と、施設の利便性の向上を図るため、公共施設の実態調査・分析作業に取り組んでいるところです。
これら実態調査で明らかとなった問題点・課題等を整理し、市民の皆さんと情報を共有しつつ、公共施設を通じた施設サービスのあり方について、市民の皆さんと共に考えていきます。

持続可能な公共施設サービスを目指して

「施設のあり方を議論していくには、まず施設現状の"把握"と"認識"が重要」

時代は今、分権型社会への転換を求めています。坂井市においても、さまざまな行政情報を市民の皆さんに公表しつつ、地域の課題は地域の権限と責任で解決していくという、自己決定・自己責任による真の住民自治の実現に向けた取り組みを進めています。
こうした視点から市では、市民の皆さんに日頃利用いただいている公共施設について、利用状況や維持管理経費に関すること、さらには市全体の財政状況を含めて、もっと広く市の現状を知ってもらおうと『公共施設マネジメント白書』を作成することとしました。
『公共施設マネジメント白書』では、市内各所に存在する多くの公共施設について、施設利用の実態や稼動の状況、さらにはコスト状況など、これまで可視化されていなかった情報を施設単位で明確にしてまいります。さらに公共施設のあり方について市民の皆さんの意見を踏まえ、今後の公共施設の方向性を示してまいります。施設白書は平成23年度中に作成する予定で、完成次第、公表するとともに随時市民の皆さんへ周知してまいります。
現在『公共施設マネジメント白書』は作成途中でありますが、この度、調査段階で明らかになった施設実態の一部を公表させていただきました。これらの情報を市民の皆さんと共有することで、施設業務の検証、計画的な施設の再整備や長期的視点からの改修計画、維持管理計画の検討など、施設の利用実態や費用対効果を踏まえた市民目線での施設の検証を行っていきたいと考えております。この資料を通じて、市民の皆さんと今後の施設のあり方について一緒に議論してまいりますのでご協力をお願いいたします。

平成22年11月「市民アンケートの結果"市民の声"を今後の施設のあり方に」

今後の公共施設の管理・運営のあり方を検討する際の基礎資料として、公共施設を利用されている皆さんの意向を把握するため、広く一般市民を対象としたアンケート調査、および、公共施設利用者を対象としたアンケート調査を実施しました。
ご回答いただきました貴重なご意見・ご感想は、これから市民の皆さんと公共施設のあり方について議論していく"市民との勉強会・意見交換会"や公共施設マネジメント白書の"今後の施設のあり方"への参考資料とさせていただきます。ご協力いただきました皆さんありがとうございました。

《調査の概要》

  1. 調査対象
    (一般市民を対象)
    坂井市内に居住する16歳以上の市民78,759人の中から無作為に4,132人を抽出
    (公共施設利用者を対象)
    坂井市内の公共施設(対象施設数:学校や保育所を除く54施設)の利用者。配布数3,029人
  2. 調査方法
    (一般市民を対象)
    郵送による配布回収
    (公共施設利用者を対象)
    公共施設の利用時に調査票を直接配布し、利用終了後に回収
  3. 調査期間
    (一般市民を対象)
    平成22年11月12日~平成22年12月9日
    (公共施設利用者を対象)
    平成22年11月15日~平成22年11月30日
  4. 回収サンプル数及び回収率
    (一般市民を対象)
    回収サンプル数:1,498人、回収率:36.3%
    (公共施設利用者を対象)
    回収サンプル数:2,176人、回収率:71.8%

公表資料
1.アンケート調査表:一般市民対象(PDF:373KB)
2.アンケート調査表:施設利用者対象(有料施設)(PDF:278KB)
3.アンケート調査表:施設利用者対象(無料施設)(PDF:279KB)
4.アンケート調査結果(PDF:391KB)

平成23年1月:職員勉強会「公共施設の"運営"から"経営"へ意識の転換」

これまでは、現存する公共施設の「運営」に重点を置いていましたが、これからは市全体における各施策の整合性を調整しつつ、限りある財源・資産を「選択と集中」によって効果的で効率的に施設を「経営」していくことに意識を転換していかなければなりません。
そこで、平成23年1月に職員を対象とした勉強会を開催しました。勉強会では、利用者ニーズはもちろん、コスト意識や施設の延命化(耐震化・老朽化対策)といった、最小の経費で最良の施設サービスを提供するための戦略について学習しました。
市民にとって身近な公共施設を見直していくという重大な施策であることから、職員一人一人が施設の現状や分析結果、市民アンケート結果を十分認識した大変有意義な職員勉強会となりました。

写真:職員勉強会の様子1写真:職員勉強会の様子2写真:職員勉強会の様子3

平成23年2月:市民との勉強会・意見交換会「市民から見た"公共施設サービス"とは」

平成23年2月に各地域協議会委員や坂井市行政改革推進協議会委員と坂井市の財政状況や公共施設の実態について勉強会・意見交換会を開催しました。このような取り組みは初めての試みで、建物の状態や施設の運営状況、利用の状況やトータルコストなど、これまで明らかにされてなかった情報を初めて公表しました。
前半約2時間をかけて財政状況や施設の実態を理解いただき、後半1時間で「これからの施設を通した行政サービスのあり方」について意見交換を行いました。市民の意見に対しての市の考え方、その他、学識経験者の客観的な意見やコンサルタント事業者の分析に基づいた意見、また先進自治体の事例等を紹介し、市民と行政が一緒になって今後の公共施設のあり方についてそれぞれの意見を述べました。
今回の勉強会・意見交換会は、各地域協議会委員や坂井市行政改革推進協議会委員で構成する一部の市民とさせていただきましたが、今後、各地区の区長やまちづくり協議会、さらに一般市民を対象として順次意見交換会を開催していく予定です。市民のみなさんの積極的なご参加をお待ちしております。
公表資料
1.坂井市の財政状況(PDF:439KB)
2.公共施設の実態(PDF:1,184KB)
3.市民アンケートの結果(概要)(PDF:433KB)
4.公共施設マネジメント白書の作成と有効活用(PDF:284KB)

丸岡会場:平成23年2月22日9時から(高椋公民館)

参加者名簿(PDF:112KB)
意見交換会議事録(PDF:225KB)

写真:丸岡会場の様子

坂井会場:平成23年2月22日14時から(坂井市役所)
参加者名簿(PDF:103KB)
意見交換会議事録(PDF:241KB)
写真:坂井会場の様子

春江会場:平成23年2月23日9時から(春江中小企業センター)
参加者名簿(PDF:84KB)
意見交換会議事録(PDF:267KB)
写真:春江会場の様子

三国会場:平成23年2月23日14時から(三国総合支所)
参加者名簿(PDF:80KB)
意見交換会議事録(PDF:249KB)
写真:三国会場の様子

平成23年10月:市民と意見交換会「坂井市が考える"これからの公共施設のあり方"について」

公共施設のあり方に関する意見交換会を10月26日の丸岡自治区を皮切りに各自治区で開催しました。平成21年度に着手した公共施設に関する取り組みは約2年の歳月を掛け、今回初めて市の考え方を市民の皆さんにお示しいたしました。
市の方針では、公民館をこれまで以上に地域や団体で有効活用していただき、まちづくり活動の活性化に繋げていこうと、将来的に地元まちづくり協議会に管理運営を委ねていくことや、幼稚園と保育所では開園・開所時間が異なることから、保護者のニーズに大きな差が生じており、それぞれの特徴を維持しながら一元化を推進していくことなど、施設毎に今後の方向付けをさせていただきました。市民からは、「公民館をまちづくり協議会に任させれた場合の経費や職員体制はどうするのか」「今のまちづくり協議会の状態では任されても不安がある」といった、様々な意見・質問が出されました。
市では今回の意見交換会での意見を十分考慮した上で、改めて今後の方向性を平成23年度末に策定する「公共施設マネジメント白書」にてお示ししてまいります。

開催日
平成23年10月26日(木曜日)丸岡会場:高椋公民館
平成23年11月8日(火曜日)春江会場:春江中公民館
平成23年11月10日(木曜日)坂井会場:坂井市役所
平成23年11月11日(金曜日)三国会場:社会福祉センター
mikuniyousu
意見交換会の様子(三国会場)

公表資料
1.資料No1:坂井市の財政状況(PDF:470KB)
2.資料No2:公共施設の実態(PDF:894KB)
3.資料No3:公共施設のあり方に関する市の方針について(PDF:322KB)

平成24年2月:まちづくり協議会と意見交換会「これからの公民館のあり方について考える"公民館からコミュニティーセンターへ"」

市民に身近な公民館の今後のあり方について、23のまちづくり協議会の皆さんと意見交換会を2月15日~20日の日程で開催しました。
これまでに市が示した方針では、現在の公民館は地域コミュニティー活動の拠点施設として活用していただいており、今後更に、地域活動の活性化、地域住民の連帯感を醸成していただくため、住民の身近な施設として、地域住民皆さんの使い勝手が良くなるよう、まちづくり協議会に管理運営を委ねていきたいとしています。今回の意見交換会では、実際にまちづくり協議会が担うことになった場合、どのような手法で運営していくのか、そのやり方や考え方について、市の案を基に活発な議論をいたしました。
市では今回の意見交換会や今後開催していく対話集会などでの意見を十分考慮した上で、各まちづくり協議会の実情に対処できるよう、具体的な運営方法についてお示ししてまいります。

開催日
平成24年2月15日(水曜日)丸岡会場:高椋公民館
平成24年2月16日(木曜日)坂井会場:東十郷公民館
平成24年2月17日(金曜日)春江会場:春江総合支所
平成24年2月20日(月曜日)三国会場:三国総合支所
公表資料
公民館からコミュニティーセンター移行への考え方(PDF:203KB)

写真:三国会場の様子
意見交換会の様子(三国会場)議事録(PDF:216KB)

写真:丸岡会場の様子
意見交換会の様子(丸岡会場)議事録(PDF:289KB)
写真:春江会場の様子
意見交換会の様子(春江会場)議事録(PDF:293KB)
写真:坂井会場の様子
意見交換会の様子(坂井会場)議事録(PDF:291KB)

よくあるご質問

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

財政課

電話番号:0776-50-3020 ファクス:0776-66-1615

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

アンケート

ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?