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更新日:2023年1月18日
令和2年の全国の農作業死亡事故を要因別にみると、「農業機械作業に係る事故」の占める割合は農作業事故の全体の68.9%と最も高い状況が継続しており、農業機械作業の安全対策の強化が急務となっています。
そして、農業機械作業に係る事故のうち乗用型トラクターに係る事故が81人と最多、その中でも「機械の転落・転倒」による死亡者が53人と最多となっており、乗用型トラクターの転落・転倒事故対策が重要視されています。
平成27年から令和元年のトラクター等の交通事故による死亡者数は、シートベルト着用なしが148人に対し、シートベルト着用ありが3人と、シートベルト着用の効果が確認されています。
転落・転倒事故の防止には、トラクター等安全フレームまたは安全キャブを装着可能な機械は極力装着し、併せてシートベルトも着用することが必要です。安全フレームや安全キャブは転落・転倒時に安全域を確保してくれます。そして、その安全域にとどまるためには、シートベルトの着用が必須です。
普段の慣れている作業の中にも、見過ごされている危険が多く潜んでいます。しかし、農作業事故は事前の対策で防ぐことができます。自分の身を守るためにシートベルトや安全フレーム、安全キャブを活用しましょう。
農作業中の事故が原因で通院・入院することになった場合は、坂井市農業者労働災害共済制度から給付を受けられます。ただし、共済の加入者に限られますので、未加入の方は万が一の事故に備え、加入しましょう。
(令和4年12月27日利用)