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らしさ、かがやく。坂井市
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更新日:2024年4月11日
『フレイル』ってなあに?
フレイルとは、英語の「フレイルティ」に対する日本語訳で「虚弱」をもとにした言葉です。フレイルとは、健康と要介護の中間で、加齢とともに心身の活力(筋力・認知機能・社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。このような状態の人が、国内では少なくとも250万人以上存在しているといわれ、多くの人が健康な状態からフレイルの段階を経て、介護が必要になってきます。
「外出の機会が以前より減った」
「おいしくものを食べれなくなった」
「活動的でなくなった」
という人は、フレイルの一歩手前かもしれません。
※フレイル期は、日頃の生活や予防の取組みによって、健康な状態に移行する場合があります。
どの段階にいるかに気づき、早めに対応しましょう。
日本はすでに、4人が1人が65歳以上超高齢社会に突入しています。坂井市も例外ではありません。市では、健康寿命を延ばし、生涯元気に「誰もが笑顔で暮らせるまち」を目指しています。健康でいきいきと暮らすために、元気なうちから、健康づくりやフレイル予防に取り組んでいきましょう。
※図は、「フレイル予防ハンドブック」より引用(監修飯島勝也)
「しっかり噛んで、しっかり食べる」、「運動する」、「社会参加をする」
この3つをバランスよく行うことが、フレイル予防になり、健康な生活につながります。
栄養や運動に気を付けて生活していても、社会とのつながりを持たないと心身のさまざまな側面がドミノ倒しのように弱っていく傾向があります。
たとえば、社会とのつながりの低下から人間関係が希薄になり、会話量が減ったり、生活範囲が狭くなることで、のどを含む体の筋肉量の減少につながります。食べる力が全体的に弱まれば、食事量が減少し、栄養バランスの偏りから栄養状態が悪くなります。また、筋肉が衰えたり、運動機能の低下にもつながります。最終的には、転倒、骨折、認知症のリスクを高め、要介護状態へとつながる恐れがあります。
※図は、「フレイル予防ハンドブック」より引用(監修飯島勝也)
市では、フレイル予防の大切さを地域で啓発するとともに、フレイルチェックなどのフレイル予防を行い、「健康で笑顔で暮らせるまち」を目指すフレイルサポーターを募集しています。
地域で活動してみたいなど関心のある方は、ぜひ「フレイルサポーター養成講座」を受講し、健康づくりの担い手として活動してみませんか?
日時 | 令和6年6月5日(水曜日)9時00分~16時00分 |
場所 | 坂井市役所1階交流ホール |
受講料 | 無料 |
申し込み | 令和6年5月8日(水曜日)から高齢福祉課(50-3040)にて受付 |
池田市長とフレイルサポーター
1.フレイルチェック
東京大学高齢社会総合研究機構が開発したフレイル予防プログラムを、フレイルサポーターによって実施します。詳細は以下の「やってみようフレイルチェック」をご覧ください。
2.フレイル予防の啓発
出前フレイル予防講座や各種イベントでの活動を行います。地域サロンや商業施設などに出向きます。簡単なチェックを体験してもらい、フレイル予防の大切さや今できることを伝えます。
3.ステップアップ研修
フレイルトレーナー(作業療法士や保健師などの専門職)が講師となり、フレイルチェックでの正しい計測方法や安全の確保など実践方法について学習します。また、サポーター同士の交流の場として仲間意識を高めることができます。その他にも医師や歯科医師などによる講義を聞いたり、他市町村や他県の自治体に出向いて視察を行ったりもしています。
アル・プラザアミでのミニフレイルチェック
東京大学IOGとのふくいフレイルコミッティー
市では、フレイル予防の3つの心得(栄養・運動・社会参加)に着目したフレイルチェックを行っています。フレイルチェックは、参加者がフレイルの兆候に自らが気づけるように、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)により開発されたものです。
フレイルの兆候に早めに気づき、仮に現在フレイルの状態であっても、日常生活を見直して改善すれば、フレイルの進行を抑えたり、元の状態に回復することも可能です。
前期フレイルチェック日程
日程 |
開催時間 |
場所 |
予約開始日 |
令和6年6月14日(金曜日) |
9時30分
|
坂井健康センター |
5月22日(水曜日) |
令和6年7月3日(水曜日) |
春江保健センター |
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令和6年7月19日(金曜日) |
高椋コミュニティセンター |
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令和6年8月1日(木曜日) |
三国コミュニティセンター |
後期フレイルチェック日程
日程 |
開催時間 |
場所 |
予約開始日 |
令和6年11月1日(金曜日) |
9時30分
|
坂井健康センター |
10月9日(水曜日) |
令和6年11月21日(木曜日) |
春江保健センター |
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令和6年12月6日(金曜日) |
高椋コミュニティセンター |
||
令和6年12月20日(金曜日) |
三国コミュニティセンター |
フレイルサポーターが中心となって、筋肉に着目した簡単な計測を一緒に行い、「栄養・運動・社会参加」に着目した質問票を使用して、フレイルチェックを行います。楽しく自分の体のことを知ることができる約2時間のプログラムです。
各会場先着20名程度
上記の予約開始日から申し込みの受け付けを開始します。
高齢福祉課(電話0776-50-3040)までお電話でお申込み下さい。
坂井市の健康アプリ「歩こっさ+(プラス)」を利用されている方は、フレイルチェック、フレイルサポーター養成講座に参加するとヘルスアップチャレンジとして5ポイント付与(1回のみ)されます。
「さきイカ」や「たくあん」くらいの固さの食品を噛み切れますか?お茶や汁物でむせることはありませんか?
「オーラルフレイル」とは、口腔機能が低下した状態をいいます。柔らかいものばかり食べていると、噛む力も低下して、しだいに固いものも噛めなくなるといった悪循環に陥ってしまいます。さらに、滑舌が悪くなることで周囲の人や社会との関わりが減ってきてしまい、全体的なフレイルにつながる恐れがあります。
「噛む、飲み込む、話す」のお口の機能を維持するために、日ごろから意識してお口を清潔に保ち、しっかり噛んで口や舌を動かしてみましょう。
あわせて、歯科健診を受診して積極的にお口のフレイル予防に取り組みましょう。
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