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更新日:2021年4月9日

「いきもの」の関わり・つながり・出会い フォーラムを通して考える(11月13日)

生物多様性について考える「いきもの環境フォーラム」が11月13日(日曜日)、みくに文化未来館で開催されました。
市内の環境保全団体「エコネイチャー・さかい」と市が主催し、市民350人が参加。パネルディスカッションで生物多様性の理解を深めたほか、「ムツゴロウさん」の愛称で知られる畑 正憲(はた まさのり)さんの講演を通し、いきものと人間との関わり方を学んでいました。
パネルディスカッション
「淡水魚」「植物」「両生類・コウモリ」「野鳥」と、4人のパネリストが各分野での現状や課題を紹介したパネルディスカッション

岡友章さん
パネリストの一人、淡水魚研究家の岡 友章(おか ともあき)さん。県内淡水魚の種類や生活パターン、魚との共生を考えた九頭竜川河口の護岸整備などを紹介し、「野外へ積極的に出て、自然を見る目を養って」と呼びかけた

太田朗夫さん
ハマボウフウやアナマスミレなど、三国海岸沿いの植生を紹介した自然観察指導員の太田朗夫(おおた あきお)さん。在来種が減り、セイタカアワダチソウなどの外来種が増えている現状から、「野生動植物の生きる場所を確保しなければ」と訴えた

百崎孝男
両生類・コウモリ研究家の百崎孝男(ももさき たかお)さんは地下性生き物が多数生息する県内の鉱山跡、廃トンネルなどの「洞窟」世界を紹介。普段なかなか見られない洞窟内の写真の数々に、会場からは大きな関心が

阪本周一さん
「エコネイチャー・さかい」の会長で野鳥研究家でもある阪本周一(さかもと しゅういち)さん。「悲しい出会いの原因は全てが人間から」とし、重油まみれになった鳥やゴミにからまり足が取れてしまった鳥との出会いを紹介

また、畑さんが市内小学生の質問に答える「おしゃべりタイム」も行われ、小学生の「好きな動物は」「どうしたら動物に触れるようになるの」などの素朴な質問に対し、畑さんはユーモアたっぷりに回答。
参加した前田夏音さん(まえだ なつね・大石小6年)は「何種類くらい動物を飼っているのか尋ねた。ムツゴロウさんは気さくな人で、話していてとてもおもしろかった」と笑顔で話していました。
畑正憲さん
世界中で出会ったさまざまな生物とのエピソードや地球温暖化の影響を紹介し、「いきものを大切にする気持ちを」と優しく語り掛ける畑さん

おしゃべりタイム
子どもたちの間に入り、同じ目線で語り合う畑さん

三国中学校合唱部
フォーラムの合間には、三国中学校合唱部が澄んだ歌声を披露

絵画展
さまざまな動物がカラフルな色使いで生き生きと描かれた、自閉症の天才イラストレーター・松元伸乃介(まつもと しんのすけ)さんの絵画を会場前に展示

開催日情報

2011年11月13日

場所情報

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電話番号:0776-50-3012 ファクス:0776-66-4837

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