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更新日:2021年3月11日
土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(通称「土砂災害防止法」)とは、土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域について危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅などの新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進しようとするものです。土砂災害警戒区域・特別警戒区域は、市町村長の意見を聞いた上で都道府県知事が指定します。坂井市では平成17年3月から指定が始まり、現在では土砂災害警戒区域223箇所、土砂災害特別警戒区域179箇所が指定を受けています。区域については、福井県土砂災害警戒区域等管理システム(外部サイトへリンク)でご確認できます。
(注意)「坂井市洪水・土砂ハザードマップ」改定作業中
急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、住民等の生命又は身体に危害が生じるおそれがあると認められる区域であり、危険の周知、警戒避難体制の整備が行われます。
急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると求められる区域で、特定の開発行為に対する許可制、建築物の構造規制等が行われます。
○急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)
傾斜度が30度以上である土地が崩壊する自然現象
傾斜度30度以上、高さ5m以上の区域
急傾斜地の上端から10m以内の区域
急傾斜地の下端から急傾斜高さの2倍(50mを超える場合は50m)以内の区域
土砂災害警戒区域:176箇所
土砂災害特別警戒区域:148箇所
○土石流
山腹が崩壊して生じた土石流等又は渓流の土石流等が一体となって流下する自然現象
土地の勾配2度以上の区域
土砂災害警戒区域:45箇所
土砂災害特別警戒区域:31箇所
○地滑り
土地の一部が地下水等に起因して滑る自然現象又はこれに伴って
移動する自然現象
地すべりの長さ2倍(250mを超える場合は250m)以内の区域
土砂災害警戒区域:2箇所
土砂災害特別警戒区域:0箇所
令和2年2月5日に神奈川県逗子市で道路に隣接する民有地斜面が雨が降っていないにもかかわらず崩落し、歩道の歩行者が土砂に巻き込まれ死亡するがけ崩れが発生しました。斜面は、風化が進行して無降雨であっても突然崩壊する危険性があるため、土地所有者に対して、国から斜面の自主点検時のポイントが示されました。
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