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らしさ、かがやく。坂井市
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更新日:2025年7月16日
元気な体を作るには、きちんとした食事が必要です。美味しい食事は元気のもとになるのです。しかし、虫歯になって歯が痛くなると食事も大変です。そして歯がなくなると、満足な食事すら出来なくなってしまいます。きちんとしゃべることさえ難しくなります。さらには歯周病などは身体の病気のもとにさえなるのです。
20代から60代以上まで、年代ごとに異なる歯と口腔の健康課題に対応するための情報を提供しています。虫歯や歯周病の予防から口腔機能の維持について、あなたのライフステージに合わせたアドバイスをお届けします。
学生の頃は当たり前だった歯科健診。卒業して以来、「そういえば、歯医者にいっていないな」という方も多いのではないでしょうか。
痛みがないとつい後回しにしがちな歯のチェックですが、20代・30代は、将来の歯の健康を左右する大切な時期です。この年代は、親知らずのトラブルや、仕事のストレスなどによる歯ぎしり・食いしばり、不規則な生活習慣による虫歯・歯周病のリスクが高まります。
上記の項目に一つでも該当する場合は歯科受診しましょう。
「まだ若いから大丈夫」と思っていても、むし歯や歯周病は気付かないうちに進行していることがあります。まずは一度、気軽に歯科健診を受けてみませんか?
また、この機会に「かかりつけ歯科医」を見つけて、定期的にお口の健康チェックを受けることを習慣にしましょう。
虫歯と歯周病の直接の原因はプラーク(歯垢:歯の周りにつく白いカスで、細菌の塊)です。予防の第一歩は、毎日の歯みがきで、きちんとプラーク(歯垢)を取り除くことです。
虫歯と歯周病を予防するためには、バランスの取れた規則正しい食事も重要です。特に、間食や糖分を含んだ飲み物をだらだらと摂ることはプラーク(歯垢)を作りやすくします。また、喫煙は歯周病の発症・進行を早めます。禁煙・減煙に努力しましょう。
福井県歯科医師会「むし歯のできやすいポイント」(外部サイトへリンク)
40代、50代の皆さんの多くは、仕事や子育て、介護などで忙しい毎日を送っているかもしれません。そんな中で、ご自身の歯の健康は二の次になってしまっていませんか?この年代に特に注意してほしいのが、「歯周病」です。
歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨が炎症を起こし、破壊されていく病気です。初期には自覚症状がほとんどなく、「サイレントディシーズ(静かな病気)」とも呼ばれています。
上記の項目に一つでも該当する場合は歯科受診しましょう。
「まだ若いから大丈夫」と思っていても、むし歯や歯周病は気付かないうちに進行していることがあります。まずは一度、気軽に歯科健診を受けてみませんか?
また、この機会に「かかりつけ歯科医」を見つけて、定期的にお口の健康チェックを習慣にしましょう。
歯周病を起こす最近は口の中の血管に入り込み、血流にのって心臓や脳にまで到達し、血管や心臓の弁に付着して疾患を誘発する場合もあります。
福井県歯科医師会「身体と歯周病の関係」(外部サイトへリンク)
最も大切なのは、自覚症状がなくても定期的に歯科医院を受診することです。歯科医師や歯科衛生士が専門的な目でチェックし、適切な処置やアドバイスをしてくれます。また、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石は、毎日の歯磨きだけでは完全に除去できません。定期的なプロフェッショナルケアで、お口の中をキレイに保ちましょう。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れもしっかり取り除く習慣をつけましょう。
福井県歯科医師会「歯ブラシとデンタルフロス」(外部サイトへリンク)
喫煙は歯周病を悪化させる大きな要因です。ストレスをためない、バランスのとれた食事をこころがけるなど、生活習慣全体を見直すことが大切です。
年齢を重ねるにつれて、歯や口の機能は少しずつ変化していきます。特に60代以降は、歯周病やオーラルフレイル(口腔機能の衰え)といった問題が、全身の健康や生活の質に深く関わってくることが分かっています。
実は歯周病は年齢とともにリスクが高まり、放っておくと歯を失うだけでなく、糖尿病や心疾患、さらには認知症などにも関係すると言われています。
上記の項目に一つでも該当する場合は歯科受診しましょう。
また、「最近、食事中にむせることが増えた」「滑舌が悪くなった気がする」「かたい物が食べにくくなった」と感じることはありませんか?
これらは年齢のせいだと諦めてしまいがちですが、実は「オーラルフレイル」のサインかもしれません。オーラルフレイルとは、お口のささいな衰えから始まり、全身の機能低下や心身の虚弱(フレイル)につながる状態のことです。早期に気付き、対策することが、いつまでも健康で活動的な毎日を送るための大切な鍵となります。
オーラルフレイルのサインを放置していると、「口腔機能低下症」という状態に進んでしまうことがあります。これは、噛む力、飲み込む力、舌の動き、唾液の分泌など、お口の機能が複合的に低下している状態を指します。
口腔機能低下症になると、食事の偏りによる栄養不足と、人との会話が億劫になることによる社会参加の減少、さらには誤嚥性肺炎のリスクが高まるなど、生活の質が大きく低下してしまう可能性があります。
質問項目 | は い | いいえ | |
1 | 半年前と比べて、かたい物が食べにくくなった | 2 | 0 |
2 | お茶や汁物でむせることがある | 2 | 0 |
3 | 義歯(入れ歯)を入れている | 2 | 0 |
4 | 口の渇きが気になる | 1 | 0 |
5 | 半年前と比べて、外出が少なくなった | 1 | 0 |
6 | さきイカ・たくあんくらいのかたさの食べ物を噛むことができる | 0 | 1 |
7 | 1日2回以上は歯をみがく | 0 | 1 |
8 | 1年に1回以上は歯医者さんに行く | 0 | 1 |
資料:日本歯科医師会「オーラルフレイル 当てはまるものはありますか?」
【注】3点以上の方は、オーラルフレイルの危険性があります。オーラルフレイルが進行してしまわないように歯科医院でも早めにチェックしてもらいましょう!
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