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更新日:2021年4月16日

丸岡城が全国メーン会場に 文化財を災害から守れ(1月26日)

文化財防火デーに伴う消防訓練が、丸岡城で行われました。同訓練は文化財を火災や震災などから守るために毎年各地で行われているもので、全国のメーン会場として開催されるのは県内初。訓練は丸岡城敷地内の樹木に落雷して出火、延焼の恐れがあるという想定で関係機関が参加し、避難誘導や放水銃などを使った初期消火活動を行いました。
今回の訓練には消防署職員や消防団員のほか、平章小学校の少年消防クラブ員など131人が参加しました。火災を発見した自衛消防隊が119番通報するとともに、丸岡城を包囲するように設置された放水銃3基で放水。続いて、現場に駆けつけた消防団員が消火栓や平章小学校のプールから水を吸い上げ、丸岡城に向かって一斉放水しました。訓練を視察した青柳正規(あおやぎ まさのり)文化庁長官は、「文化財は歴史の正しい理解と日本人の誇りのために必要なもの。次世代に確実に継承していくことが我々の使命。今回は皆さんの力強い訓練を見て安心するとともに、日ごろの訓練の重要性を改めて実感した」と話しました。
毎年1月26日は文化財防火デーです。昭和24年1月26日、現存する世界最古の木造建築物である法隆寺の金堂が炎上し、白鳳時代に描かれた十二面壁画の大半が焼損した火災をきっかけに、昭和30年に制定されました。この火災を教訓として、文化財を火災や震災などの災害から守るために、文化庁と消防庁がこの日を中心として全国的に文化財防災運動を展開し、文化財愛護に関する意識の高揚を図っています。

平章小学校少年消防クラブが観光客役。避難誘導担当者の指示に従って、あわてず騒がず迅速に避難
平章小学校少年消防クラブ員などが観光客役。避難誘導担当者の指示に従って、あわてず騒がず迅速に避難

屋外消火栓や平章小学校のプールから水を吸い上げ、丸岡城に向かって一斉放水する消防団員
消火栓や平章小学校のプールから水を吸い上げ、丸岡城に向かって一斉放水する消防団員

開催日情報

2015年1月26日

場所情報

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