冬に出会う「織姫と彦星」　雪の中で芽生える恋（2月24日）

新しい出会いを応援しようと、丸岡町竹田などを舞台に「雪中冬七夕」を開催しました。この婚活イベントは、県外者の定住を促進するIターン事業の一環。市民または市内に勤めている男性17人と県外女性9人が、どんど焼きやそば打ちなどで交流しました。始めは緊張していた参加者も交流を通して打ち解け、“運命の相手”を探していました。
参加者らはまず竹田公民館で初対面し、自己紹介やグループトークを通してお互いの人柄や長所を知っていきました。また、七夕にちなんでそれぞれの願いを短冊に書き、成就を祈りながら笹に取り付けていきました。
竹田水車メロディパークで行われたどんど焼きでは、まちづくり協議会や緑のふるさと協力隊で竹田に滞在している山田祥太（やまだ　しょうた）さん、県外からのボランティアなども協力。雪の灯籠やかまくらなどを手作りし、出会いを盛り上げる幻想的な雰囲気づくりを後押ししました。さらに、昨年の同イベントがきっかけで付き合い、見事結婚した坂井教益さん（さかい　のりやす・坂井市内勤務）と梨奈さん（りな・京都市出身）も応援に駆け付け、自分たちの経験を披露し、エールを送りました。
2日目の最終投票では、これまでの体験を通して一番気の合う人を投票。3組がお互いに投票し合う“相思相愛”のカップルとなり、他の参加者から祝福を笑顔で受けていました。

「すごくロマンチック」と雪の灯籠を撮りながら盛り上がる参加者