らしさ、かがやく。坂井市

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更新日:2023年3月31日

人権について

人権とは

人権とは「全ての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利」であり、誰にとっても身近で大切なもの、違いを認め合う心によって守られるものだと考えています。

【引用:「令和3年度版 人権の擁護」(法務省人権擁護局発行)より】

さまざまな人権問題

人権問題は多岐にわたっています。すべての人々が生き生きと暮らしていける社会を目指すため、各関係機関と連携し啓発活動や相談所開設を実施しています。

女性

 今なお、「男は仕事、女は家庭」といった固定的性別役割分担意識が社会に根強く残っており、このことが家庭や職場において様々な男女差別を生む一因となっています。

 また、性犯罪・性暴力、配偶者等からの暴力(DV)、セクシャルハラスメントやマタニティハラスメントなどの妊娠、出産等を理由とする不利益な取り扱い等の問題も、近年多く発生しています。

子ども

 いじめや虐待、体罰、性被害など子どもが被害者となる事案が後を絶ちません。最近の子どものいじめはSNS上などで行われ、周りから見えにくくなっていることに加え、ささいなきっかけから深刻ないじめに発展することもあります。いじめの根底には、相手に対する「思いやり」や「優しさ」といった基本的な人権意識の希薄さがあります。

同和問題(部落差別)

 同和問題(部落差別)とは、日本社会の歴史的過程で形作られた身分差別により日本国民の一部の人々が長い間、経済的、社会的、文化的に低位の状態を強いられ、同和地区と呼ばれる地域の出身であることを理由に結婚や就職などにおいて差別を受けるなどしている、我が国固有の人権問題です。

 問題を解決するには自分自身のこととして「差別しない、差別を許さない」という正しい認識をもって行動することが大切です。

 高齢者

 介護者による身体的・心理的虐待や認知症など判断能力が不十分なことを利用し、無断で財産を処分されるなどの事案が発生しています。高齢者が生き生きと暮らせる社会の実現を目指して、高齢者への理解を深め、高齢者を大切にする心を育てることが必要です。

障がいのある人

 障がいがあることで就職や結婚、日常生活で不当な扱いを受ける事案が発生しています。障害がある人への十分な理解及び必要な配慮をしていくことが求められています。

外国人

 言語、宗教、習慣等の違いから職場、学校、住居で不当な扱いやいじめを受けるなどの問題が発生しています。また、特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動(ヘイトスピーチ)も見受けられます。互いの違いを認め、尊重し合う意識が大切です。

その他のさまざまな人権

 上記以外にも、性的マイノリティの人、刑を終えて出所した人、犯罪被害者、北朝鮮当局によって拉致された人々、HIV感染者やハンセン病患者など人権問題は多岐にわたっています。

 

お問い合わせ

総務課

電話番号:0776-50-3010 ファクス:0776-66-4837

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

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