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更新日:2021年4月8日
第10回新一筆啓上賞の入賞者発表会が1月25日(金曜日)、霞の郷で行われました。日本一短い手紙として知られる同賞の今年のテーマは「ありがとう」。この身近な言葉をいろいろな人に宛て、全国や海外から過去最多の63,745通の手紙が寄せられました。「ありがとう」という言葉を改めて気付かせてくれる218点が入賞し、式では大賞など上位50作品が朗読されました。
大賞(原文のまま)
「おとうと」へ
まねするな。くっつくな。すぐよぶな。でも、そばにいてくれてありがとう。心強いよ。
岡崎仁彦(おかざき まさひこ)さん(福井県福井市)
「母」へ
母ちゃん。生んでくれて ありがとう。今日も弁当、少し、味濃いよ。
野口宗太郎(のぐち そうたろう)さん(熊本県菊池市)
「校長先生」へ
どうぞうをたおしてしまったぼくのために、あちこちでんわしてくれてありがとう。
柿本恭佑(かきもと きょうすけ)さん(和歌山県海南市)
「赤ちゃん」へ
仮設内に、元気な赤ちゃんの声が聞こえるようになった皆で耳をかたむける。ありがとう。
近藤孝悦(こんどう こうえつ)さん(宮城県石巻市)
「おばあちゃん」へ
私に色々なことを教えてくれたおばあちゃん。最後は命の儚さを。本当にありがとう。
西尾萌香(にしお ほのか)さん(愛知県岡崎市)
作品に込められた思いまでくみ取り朗読する丸岡南中学校の生徒たち
作品の講評をする審査員ら
発表会の前日に、三国観光ホテルで最終選考を行う審査委員の中山千夏(なかやま ちなつ)さん、小室等(こむろ ひとし)さん、佐々木幹郎(ささき みきろう)さん(左から)
2013年1月25日
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