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更新日:2026年5月20日

第1回「坂井市の地域課題を全体からつかむ」

第10期まちづくりカレッジが開講しました!

受講生は開講時点で23名。

10代から70代まで、幅広い世代が参加しています。

今期の全体テーマは「わたしが関わる理由」です。このテーマを起点に、第1回ではシステム思考という発展的な学びに取り組みました。社会に存在する地域課題は、それぞれが独立しているのではなく相互に影響し合っています。その関係性を俯瞰し因果構造として捉えることで、課題の表層ではなく本質にたどり着くことができます。では実際にどのような学びが行われたのか、第1回講義の様子を紹介します。

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アイスブレイク

まずはアイスブレイクとして自己紹介カードを作成し、安心して参加できるためのルールを共有した上で、まちカレへの期待や、それぞれがまちづくりに関わる理由について対話を行いました。ここで「自分はなぜ関わるのか」という内面的な動機を整理したことが、その後の学びの前提となります。

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坂井市オリジナル地域づくりミステリー

続いて、「坂井市オリジナル地域づくりミステリー」に取り組みました。

ミステリーとはイギリス発祥の学習手法であり、複数の事象が記載されたカードを因果関係で結び付けることで、提示されたストーリーがどのように生じているのかを推理するものです。このプロセスにより、個々の事象を分断して捉えるのではなく、関係性の中で理解する力、すなわちシステム思考(物事を構造的・相互関係的に捉える思考法)を実践的に学びます。

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今回用いた教材は坂井市の実情に基づくオリジナルカードであり、扱う事象はすべて地域の現実に即した内容です。

提示されたストーリーは、「地域で自分らしく貢献できていると感じる割合が低い」「20代の転出が多い」「豪雪により高齢者の生活が不安定化している」という三点であり、いずれも一見別々の問題に見えますが、実際には相互に関連し合う可能性があります。これらの関係性をどのように読み解くかを問いとして設定し、「なぜこのようなことが起きているのか」を考察しました。

カードの確認

グループメンバーにカードを割り振り、それぞれでカードを確認、他のメンバーにも共有します。

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共有ができたらスタートカードを設定します。

スタートカードとは、つながりのあるカードを並べていく際の起点となるカードです。

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カードを並べる(相関図づくり)

スタートカードから因果関係でつながるカードを並べます。

原因としてつながる場合もあれば、結果としてつながる場合もあるので注意が必要です。

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結果を発表

相関図の作成後は、各グループごとに結果を発表しました。発表では、提示されたストーリーがなぜ生じているのかを、カード間の因果関係に基づいて説明し、その中で特に重要であると考えた要素を整理して共有しました。

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相関図の作成を通じて、各グループは課題同士の関係性を整理し、なぜ提示されたストーリーが生じているのかを考察しました。

これは、表面的な事象だけでなく、その背景にある複数の要因がどのように影響し合っているのかを俯瞰したことによるものです。なお、それぞれのグループの考えが正しいかどうかは、検証してみなければ分かりません。そのためここで重要なのは結論そのものではなく、ワークを通じて得られた新しい視点です。物事を構造として捉えるシステム思考の考え方は、今後のまちづくりを考える上での重要な手がかりとなります。ぜひ参考にしてみてください。

 

また、坂井市長にも激励にお越しいただき、受講生へあたたかいお言葉をいただきました。坂井市が目指す「一人ひとりが主体的に地域に関わり、想いを形にしていくまちづくり」の方向性や、本期のテーマである「なぜ関わるのか」を問い直す重要性についても触れていただき、そのお言葉は講座のスタートにあたり、受講生にとって今後の学びに主体的に向き合うための大きな励みとなりました。

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受講生の感想(一部抜粋)

  • カレッジが終わった後、自分はどんなことができているのかドキドキ。
  • 年代によって意見が違うことを学んだ。今後の活動に活かしたい。
  • 何も知らなかった状態から、社会のこと等がわかってうれしい。
  • 細かく地域の課題について考え、話し合う機会は今までなかったので、いろいろ明確になって解決できそうで、これから楽しみ。
  • いつの間にか班のみんなと仲良くなれていて、次回がとても楽しみ。
  • 自分にも何かできるんじゃないか、挑戦したい!
  • 一歩踏み出す背中を押していただき、ありがとうございました。
  • 地域課題をゲーム形式で考えることができ、とても楽しかった。
  • とっても楽しかった。1年間こうやって楽しく学んで、課題解決につながったら最高。
  • 与えられたものを整理しただけのような気持ち。総合的で漠然としている。役に立つ考えや行動が出てくるのだろうか?
  • できるか不安でも、グループで協力して意見を出し合っていくと、自分にはない意見がもらえて話し合いに参加できたかなと思えた。

次回は5月27日(水曜日)19時~

どんな気持ちでまちづくりに「関わりたいのか」を知ることができた第1回。

いろんな年代の人と関わってみたい/地域の人と関わるのが好き/「まちづくり」という活動に少しでも貢献したい/色々な形でまちづくりに参加し、その結果、喜ぶ人を見たい/地域それぞれ歴史や経験があり、それを理解していきたい。

きっかけは一人ひとり様々でした。

 

感想も前向きな気持ちや不安な気持ちが入り混じっていることが印象的です。

今後、この気持ちがどのように変化していくのでしょうか。

 

今回の内容は、多くの受講生にとって初めて触れる考え方であり、難度の高いものでした。そのためワークの過程では試行錯誤の様子も見られましたが、複数の要素が相互に影響し合っているという前提に立ち、新たな気づきにつなげられていた点に大きな意義があります。

 

第1回で視野を広げ、課題の構造を捉えたことを踏まえ、次回からはいよいよグループ分けとプランづくりに入ります。第2回のテーマは「内発的動機づけとWell-being」であり、人が行動を起こす理由に焦点を当てながら、具体的な取り組みへと発展させていきます。

会場は春江東コミュニティセンターです。

 

まちカレが気になっている方、第2回からの参加も可能です。

お気軽にお申込みください。

 

お問い合わせ

市民協働課

電話番号:0776-50-3017 ファクス:0776-66-2932

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

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