らしさ、かがやく。坂井市

ホーム > 市政情報 > 広報 > FOCUS(まちの話題) > FOCUS(2011年) > 2011年10月 > 夜間灌漑(かんがい)でできた米の味は? 初収穫“パイプ米”を試食(10月13日)

ここから本文です。

更新日:2021年4月9日

夜間灌漑(かんがい)でできた米の味は? 初収穫“パイプ米”を試食(10月13日)

今年4月に供用が始まった農業用パイプラインの水を利用し、初めて栽培・収穫したコシヒカリの試食会が、東十郷小学校で行われました。これまでワークショップなどでパイプライン化される十郷用水やその役割などを学んできた同小5年生約70人が、炊きたての“九頭竜川パイプ米”を味わいました。
この試食会は、供用開始されたパイプラインの新鮮で冷たい水を利用して育った米の味を、地元の子どもたちに味わってもらおうと、九頭竜川下流域農業用水再編推進協議会が企画しました。
試食用に出されたのは、今年の5月中旬に坂井町上兵庫区の実証ほ場に植えられ、実りの時期の夜間にパイプラインで九頭竜川の冷たい水を直接流入して栽培、9月初旬に刈り取られたばかりのコシヒカリです。
実りの時期の夜間灌漑(かんがい)は、日光で温まった地表面の水温を下げ、米粒が白く濁る・割れるなどの高温障害を防ぐ効果があります。用水路をパイプライン化することで、冷たい水を24時間安定して供給できることから、夜間灌漑が可能になりました。
試食会に参加した同小5年生は、同協議会がこれまでに行ったワークショップ「十郷用水探訪」にも参加。農業用水やパイプラインの役割を学んだり、調圧水槽を見学したり、用水の跡地の活用法を考えたりして、地域や農業への関心を高めてきました。
児童たちは、北陸農政局九頭竜川下流農業水利事業所の職員から、パイプラインを利用した米づくりやその特長について話を聞きながら、炊きたてを試食。匂いを嗅いだり、口いっぱいにほおばったりしながら「白くて甘くて、おいしい」などと話していました。
よそう
炊きたての“九頭竜川パイプ米”をよそう児童たち

やまもり
「へへ~、たくさんよそってもた~」

たべる
「ご飯、ツヤツヤしてるね」

開催日情報

2011年10月13日

よくあるご質問

お問い合わせ

秘書広報課

電話番号:0776-50-3012 ファクス:0776-66-4837

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

アンケート

ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?